パントテン酸は糖代謝に関わる!糖尿病改善に効果的

パントテン酸の糖尿病改善効果

血糖値降下作用のあるパントテン酸を調査

パントテン酸は脂質や糖質を代謝するうえで、十分に機能するために必要な成分であるため、食品などから積極的に摂る必要のある栄養素です。

ここでは糖尿病とパントテン酸の関係について、どのような効果があるのか検証したいと思います。

目次

パントテン酸とは

パントテン酸は水溶性ビタミンの一種で、ビタミンB群に含まれています。

ビタミンB群のサプリメントなどから摂取できるほか、食品にも含まれているため、不足分は食品やサプリメントなど、さまざまな方法で補うことができます。

通常の食生活を送っていれば欠乏することはないとされていますが、体の中に不足することによって消化機能障害などが起きやすくなり、倦怠感やめまいのほか、動悸などが起きることが報告されています。

パントテン酸と糖尿病の関係

パントテン酸は糖の代謝に関わる補酵素の成分です。補酵素が正常に働いて、体の中に入ってきた糖質を正常に代謝するためには、パントテン酸が必要不可欠です。

糖尿病の患者さんはブドウ糖などの糖代謝過程に異常が起こり、ブドウ糖を正常に取り込むことができずに血糖値が上がり続けてしまいます。

このような病気に対して、補酵素を正常化させるためにパントテン酸が活躍します。

パントテン酸を摂取する方法

パントテン酸はさまざまな食品に含まれており、魚介類から肉類、卵、納豆など、普段口にする食品から摂取することができます。

パントテン酸のみをサプリメントから摂取する必要はありませんが、ビタミンB群が不足している場合には、ビタミンB群を配合した食品やサプリメントを摂取すると良いでしょう。

多くの食材に含まれている栄養素のため、過剰摂取になる場合もありますが、万が一多量に摂取をしても、胃などに負担がかかる程度で過剰症になる心配はありません。

パントテン酸は継続して摂取することで皮膚や粘膜の健康を維持するほか、善玉コレステロールを増やす働きも期待できます。食材のバランスに注意してメニューを組み立てていくと良いでしょう。

パントテン酸を含む食材

パントテン酸を豊富に含む食品としては、鶏レバー(肝臓・心臓)やひきわり納豆、魚介類の中ではサケやイワシに豊富です。他にも肉や卵(たらこやすじこなどの魚卵も含む)からも摂取が可能です。

サラダなどにもよく合うアボカドにもパントテン酸が豊富に含まれており、これらの食材をバランス良く組み合わせていくことで、パントテン酸以外の栄養素も効率的に摂取できます。

乾物の中では干しシイタケや抹茶、唐辛子などがパントテン酸を多く含んでいます。

パントテン酸を摂取する際のポイント

パントテン酸はビタミンB群に含まれる栄養素です。糖代謝の補酵素として活躍してくれる栄養素ですが、パントテン酸のみを摂取しても栄養素に偏りが出てしまいます。

パントテン酸と同じく糖の代謝に補酵素として関わっている「ビタミンB1」や脂質の代謝を助ける「ビタミンB2」など、不足しやすい栄養素はビタミンB群のサプリメントからまとめて摂取すると良いでしょう。

まとめ

パントテン酸は水溶性ビタミンの一種で、ビタミンB群の仲間です。体内でエネルギーを生み出す際に必要な「補酵素」の成分となるため、糖の代謝には必要不可欠な成分です。

善玉コレステロールを増やす作用もあるため、生活習慣病の予防や高脂血症(脂質異常症)の改善などにも利用が推奨されます。

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