生活習慣病の代表例、2型糖尿病の原因

【医師監修】生活習慣が原因?2型糖尿病の症状とは

Supervision2型糖尿病

監修医師

監修医師情報

上野内科・糖尿病内科クリニック
院長

上野 尚彦先生

ここでは、2型糖尿病の原因と症状について詳しく紹介しています。

2型糖尿病とは ~その原因と症状~

2型糖尿病とは、膵臓がつくりだすインスリンの量が足りないインスリン分泌不全、または、インスリンが十分の効果を発揮できないインスリン抵抗性により持続的に高血糖となる病気です。以前は、「インスリン非依存型糖尿病」と呼ばれていました。

糖尿病といえば、ほとんどの方がこの2型糖尿病でしょう。

2型糖尿病は、食生活や運動不足、肥満など、生活習慣が原因で発症することが多く、その場合は、40歳を過ぎてからの発症のが多くなります。

遺伝性によるものもあり、その場合は若いうちから発症することもあります。家族に糖尿病の方がいる場合には、一度検査してみるなど、注意が必要です。

2型糖尿病になると、初期の段階ではほとんど自覚症状はありませんが、それが進行すると、徐々に「疲労感」をはじめ下記のような症状が見られるようになります。

2型糖尿病の詳しい症状

  • 疲れやすい
  • 肌が乾燥する
  • 手足がしびれる
  • 頻尿
  • 目がかすむ
  • のどが渇く
  • 性欲がなくなる

などの症状がでます。

2 型糖尿病になり高血糖になると、血液中の大量のブドウ糖が膵臓を疲弊させ 、さらにインスリンの分泌量を減少させたり、インスリンが上手く作用されなくなったりと、病気が進行。それがさらに膵臓を疲弊させるなど、負の連鎖が始まります。

そうなってしまうと、さまざまな合併症を引き起こすことにもなりかねませんので、早い段階で血糖値を下げ、治療することが重要です。

2型糖尿病の治療方法

2型糖尿病の治療は、食事療法と運動療法の組み合わせが基本。食事と運動によって症状が改善しない、もしくは症状がすでに悪化している場合は、薬物療法を取り入れます。

  • 食事療法
    栄養バランスの整った食事を、決められた摂取カロリー摂取で続けていくことになります。糖質の多いおやつの摂取は基本的にNGです。
  • 運動療法
    運動は、血液中のブドウ糖を消費するために重要。ウォーキング・ジョギング・水泳といった有酸素運動を、血糖値の上がりやすい食後30分~1時間を目安に15分以上行います。
  • 薬物療法
    膵臓に働きかけインスリン分泌を刺激したり、インスリンの効きを良くしたり、尿中に糖を積極的に排出させたりして、血糖値をコントロールします。症状が軽い場合は内服薬、重くなるとインスリン注射が用いられます。
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上野内科・糖尿病内科クリニック
院長

上野尚彦先生


摂りにくい栄養素はサプリなどで補給すると◎

2型糖尿病では、摂取するブドウ糖の量をできるだけ減らし、すい臓の機能を軽くするのが基本的な治療。ただし、ただ単に炭水化物を減らせばいいというものではありません。指示された摂取カロリーを守りつつ、たんぱく質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラルといった栄養素を、バランスよく摂ることが重要となります。

しかし、食事から十分な栄養素をまんべんなく摂り続けるのは難しいため、摂りにくい栄養素はサプリメントなどで補給し、上手にバランスを整えていきましょう。