糖尿病と自覚できない、隠れ糖尿病

【医師監修】健康診断では見つかりにくい隠れ糖尿病とは?

Supervision健康診断でみつかりにくい隠れ糖尿病とは?

監修医師

監修医師情報

上野内科・糖尿病内科クリニック
院長

上野 尚彦先生

ここでは、血液検査で発見されない「隠れ糖尿病」の原因や対策について詳しく紹介しています。

健康診断でも見つからない?隠れ糖尿病とは

隠れ糖尿病とは、空腹時は正常の血糖値なのに、食後に血糖値が上がる状態です。

空腹時には血糖値が正常なため、健康診断で行う採血では血糖値の異常が見つからないことがほとんどです。健康診断では、基本的に朝食を抜いて行なうので、空腹時に採血した血液からは異常は見られないのですね。

隠れ糖尿病の場合は、食後1~3時間程度だけ、血糖値が一時的に上昇します。その後は正常に戻るので、見つけにくく自覚症状もないので、軽視しがちです。

しかし、実は空腹時でも血糖値の異常が見られるようになると、それはもう 糖尿病のサインです。

隠れ糖尿病は、体質に加え、食べ過ぎ、運動不足などの生活習慣が原因となり、徐々に進行していきます。

隠れ糖尿病の段階で早期に発見し、治療を行うことが重要です。隠れ糖尿病を放っておくと、深刻な事態になりかねません。

尿糖チェックで隠れ糖尿病を発見!

糖尿病のチェックは血液検査が一般的ですが、上記でも述べたように、隠れ糖尿病の場合は、血液検査で発見されることはあまりありません。

血糖チェックである血液検査のほかに、尿糖をチェックする尿検査の方法があり、尿糖チェックは自宅でも簡単に行うことができます。

食後2時間ごろの一番血糖値が高くなる時間帯に、尿を試験紙にかけるだけです。

尿糖の試験紙は、薬局などでも購入することができますので、日ごろの健康チェックに利用してみてはどうでしょうか。

食べ過ぎた時、ジュースを飲み過ぎた時、尿に異常を感じた時などはもちろん、特に問題がなくても、月に1回程度定期的に検査することをオススメします。

隠れ糖尿病の治療方法

隠れ糖尿病の原因となる食後血糖値、これを改善していく方法は食事療法と運動療法です。

  • 食事療法
    食後の血糖値を急上昇させないためには、よく噛んでゆっくり食べることが大事。早食いをするとインスリン機能が追いつかず、必要以上に血糖値が上がってしまうのです。また、血糖値が上昇しにくい食品(低GI値食品)を選んだり、食物繊維の多い食品から食べ始めるといった習慣をつけましょう。
  • 運動療法
    食後血糖値を防ぐには、血糖値が上がりやすい食後30分~1時間くらいのタイミングで体を動かすと効果的。ウォーキング・ジョギングなどの取り入れやすい運動を、最低でも15分は続けるようにしましょう。
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上野尚彦先生

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