糖尿病におけるヘモグロビンA1c(HbA1c)の目安と改善方法

その数値、糖尿病かも?ヘモグロビンA1c(HbA1c)の目安

MethodヘモグロビンA1c

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上野内科・糖尿病内科クリニック
院長

上野 尚彦先生

ここでは、糖尿病を診断する際に必要となるヘモグロビンA1cについて詳しく解説しています。数値の見方や、数値が高いとどうなるか、どうやったら数値を下げられるのかなど、知っておきたい情報が満載です。

ヘモグロビンA1c(HbA1c)は糖尿病の診断基準のひとつ

ヘモグロビンA1cとは、血液の赤血球にあるヘモグロビンが、どのくらいの割合で糖と結合しているかを示す数値。血液検査で知ることができ、HbA1cと書いてある数値がヘモグロビンA1cです。

一般的に、血糖値が高いとヘモグロビンA1cの数値も高くなり、血糖値が低いとヘモグロビンA1cの数値も低くなるというように、血糖値と密接に関係しています。

例えば、HbA1c(ヘモグロビンA1c)が上がっているが、血糖値が下がっている場合、 検査時の血糖状態が良好であっただけで血糖状態は悪化していることを表します。 ですので、HbA1c(ヘモグロビンA1c)は日頃の生活習慣を表し、 数値が高い場合は「炭水化物や甘いものの摂取のしすぎ」と判断されます。

原因は、血液内にブドウ糖がたくさんあるからです。 HbA1c(ヘモグロビンA1c)は、普段の生活習慣が表出する値です。 検査前日にだけ食事や運動を頑張っても意味はありません。

血糖値とHbA1cの違いは以下になります。

  • 血糖値
    検査時の血糖の濃度
  • HbA1c
    過去1,2か月分の血糖値の状態

ヘモグロビンA1c の単位は、以前はJDS値が使用されていましたが、現在は国際標準であるNGSP値へと変更になっています。

JDS値に0.4をプラスするとNGSP値になるため、以前の検査がJDS値で記載されている場合は、NGSP値に換算すると数値が上がったように見えますが、これは表記の違いなので問題ありません。

古い診断表をお持ちの方は、表記の違いに注意しましょう。

ヘモグロビンA1c(HbA1c)の目安

  • HbA1c値が5.5%未満
    正常
  • HbA1c値が5.5~6.0%
    糖尿病予備軍
  • HbA1c値が6.0%以上
    糖尿病

上述のヘモグロビンA1c(HbA1c)は、あくまで目安の数値です。健診機関によって規定されているヘモグロビンA1c(HbA1c)の基準値は異なりますので注意してください。詳しくは糖尿病のヘモグロビンA1c(HbA1c)基準値を参照してください。

6%台の場合は初期の糖尿病が疑われますが、この時期から食事療法や運動療法、必要があれば薬物療法をスタートし、悪化させないように治療します。

まだ糖尿病と診断されたわけではないから…などといって、そのまま放置しておくと、確実に糖尿病へ発展するので要注意です。

HbA1c値が6.5%以上の場合は、ほぼ糖尿病レベルといえるでしょう。7%台になると、本格的な治療が必要となります。医師と相談しながら、適切な治療を受けましょう。

7%以上が持続すると、合併症を併発する可能性が高くなります。合併症とは、主に神経障害による手足のしびれや麻痺、網膜症での視力の低下、腎症による腎不全、心筋梗塞、脳梗塞などの動脈硬化症です。

HbA1c値が8.4%を越えてしまった場合、糖尿病合併症の危険性があるので注意が必要です。壊疽による四肢の切断・失明・人工透析という結果になり、日常生活すらままならなくなります。糖尿病は、一度かかったら治癒しない病気です。できるだけ症状が進行しないよう、早めの治療を心がけましょう。

実は数値を下げにくいヘモグロビンA1c(HbA1c)

数値が高いと糖尿病が疑われるヘモグロビンA1cですが、実は食事療法や運動療法だけでは、この数値を下げることが困難な場合もあります。

糖尿病治療の基本である食事・運動療法で血糖値、すなわちヘモグロビンA1cを下げていくことが重要です。しかし、食事・運動療法でもなかなか下がらない場合もあります。

では、どうしたら数値を改善できるのでしょうか?

実は、ヘモグロビンA1cの数値を下げるためには、ある種の酵素が有効だと言われています。血糖値によいとされる成分は他にもたくさんありますが、酵素はヘモグロビンA1cに効果を発揮する数少ない成分なのです。

酵素はもともと体内にあるものですが、病気・加齢・ストレスなどでその量は減少してしまいます。足りない分は、食品から取り入れるのが基本ですが、なかなか十分な量を補給するのは困難です。

質のよい酵素が含まれたサプリなどを上手に活用し、血圧はもちろん、ヘモグロビンA1cの数値の改善に取り組んでいきましょう。

ヘモグロビンA1c(HbA1c)を下げるには食事療法が大事

もちろん食事にも気を使う必要があります。糖尿病の初期症状の段階から、食事療法は基本中の基本。これを疎かにしていては、どんなに体に良い成分を摂取しても、まったく意味がなくなってしまうのです。

糖尿病の食事療法では、1日の摂取カロリーを決められ、その中で栄養バランスの取れたメニューを考えて行くのがベースです。しかし、多忙な中でこの作業を毎日こなすのは非常に難しく、途中で挫折してしまう人も少なくありません。

毎日の食事療法をムリなく継続するためには、栄養学の視点を取り入れるのが有効。栄養学に基づいた食事のポイントやコツを覚えれば、ストレスの少ない食事療法が可能となります。

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院長

上野尚彦先生

糖尿病の症状改善に研究されている成分はコチラ

糖尿病は、血液中のヘモグロビンA1c と血糖値が継続して高くなる病気。つまり、糖尿病の治療は、この2つの数値をいかに下げるかにポイント。

現在、ヘモグロビンA1cと血糖値を下げる効果があるとされる成分や糖尿病の症状改善に研究されている成分があります。糖尿病の改善に有効とされる成分を栄養バランスに加えて、取り入れることをオススメします。

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