糖尿病予防のツボ・膵兪(すいゆ)
膵兪は膵臓の機能を改善するツボです。糖尿病の原因はインスリンの量が減ったり、インスリンが正常に働かなかったりすることで、血液中の血糖量が多い状態が続くことで起こります。ですからインスリンが正常に働くことは非常に大切です。インスリンは膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されます。そのため膵臓が正常に機能することは重要なのです。膵兪は背中にあります。背骨から指2本分両外側にあり、左右の肩甲骨下の高さから少しだけ低い位置にあります。強く押し過ぎず気持ち良い程度の強さで押してください。1セット10~20回指圧して、それを1日5、6セット行います。1人では押しにくい部分ですのでうつぶせになってパートナーに押してもらうのがベストです。
糖尿病改善につながる腕骨(わんこつ)
腕骨は糖の代謝を促すツボです。糖尿病は血糖が高い状態が続くことで起こります。ですから糖の代謝が良くなれば糖尿病は改善につながるのです。腕骨は手の甲の小指側にあります。小指から手首に向かっていくと手首の少し手前に骨の切れ目があります。そこが腕骨です。反対側の手の中指でツボをやさしく刺激してください。1セット10~20回、1日4、5セットが目安です。
足の裏の反射区を押して糖尿病予防
足の裏には反射区と呼ばれる、それぞれの内臓に対応する部分があります。その足の裏の反射区を押して糖尿病予防を行うことができます。膵臓に対応する反射区は土踏まずの内側にあります。左右の反射区を1セット40~50回、1日3セットを目安に行いましょう。指圧の仕方は指で大丈夫ですが、木製の指圧棒で行うと効果的です。木製の指圧棒は100円ショップにも売られていることがありますのでチェックしてみてください。
足のケアは糖尿病に大切
足の裏の反射区を刺激すると共に足のケアを行いましょう。糖尿病が続くと神経障害や血流障害が起こり、足に様々な異常が出てきます。足に壊疽(えそ)や足潰瘍(かいよう)が起るのです。(国立国際医療センター 糖尿病情報センター「フットケア」)足の反射区を押しながら毎日足の状態を確認し足の異常を早めに発見しましょう。糖尿病神経障害を発症すると、足の痛みや刺激を感じにくくなります。足の裏の反射区を押しながら痛みの変化に気づくようにしましょう。さらに、足のケアの基本は足を清潔に保つことです。足の反射区を押す時に汚れた手で行うと足を汚してしまいます。足の反射区を押す時は清潔な手で行いましょう。
糖尿病予防のツボと足の裏の反射区を指圧しよう
糖尿病予防のツボとしては膵兪がおすすめです。インスリンを分泌する膵臓が正常に働くのを助けます。糖尿病改善のツボとしては腕骨をおすすめします。腕骨は手の甲にありますので自分で簡単に押すこともできるでしょう。さらに、足の反射区を刺激することも良いです。膵臓の反射区は土踏まずの内側にあります。また、足の反射区を刺激しながら足のケアも行いましょう。足の異変に早めに気づくことで重篤な症状に進展することを防げます。
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