脳梗塞と糖尿病の関係

【医師監修】突然起こる脳梗塞と糖尿病の関係性とは?

Supervision糖尿病と脳梗塞の関係性

監修医師

監修医師情報

上野内科・糖尿病内科クリニック
院長

上野 尚彦先生

糖尿病と脳梗塞の関係性

脳梗塞とは、脳内の血管が詰まり、血液が行き渡らなくなることで、その先の脳の細胞が壊死してしまう状態のことをいいます。

脳梗塞は、動脈硬化などで脳のどこかの血管が細くなることで発生。細くなった部位に血流が滞留してしまい、それが固まり血栓となってしまいます。

糖尿病になると、血液中の血糖値が高くなり、血液がドロドロした状態になります。ドロドロ状態の血液は固まりやすいので、血栓もできやすくなります。

また、糖尿病の合併症のひとつに動脈硬化があります。脳梗塞も動脈硬化から始まるため、糖尿病により動脈硬化を併発していると、脳梗塞を起こす可能性も高まるのです。

脳梗塞の病状

脳梗塞は、突然やってくる病気です。

脳梗塞の症状として挙げられるのは、片麻痺(片方の手足が動かなくなる)・顔面の感覚障害・言語障害(ろれつが回らなくなる)・失語症(言葉が出てこなくなる、相手の言うことが理解できない)・視野障害(物が二重に見える、視界の一部が見えなくなる)など。

ただし、これらの症状は一過性脳虚血発作のこともあり、一時的に脳への血流が悪くなることで起こるもの。一般的には30分前後、遅くても24時間以内には症状が消えますが、ここできちんと治療を行わないと、3ヶ月以内に15~20%が脳梗塞を発症すると言われています(その半数は2日以内に発症)。

脳梗塞の末路

脳梗塞が発症し、治療が遅れると、脳細胞へ栄養・酸素が送られなくなり、脳細胞が壊死。血栓によって脳血管が詰まっている状態が長くなればなるほど、後遺症が残りやすくなり、最悪の場合は死に至ります。

後遺症については、死滅した脳細胞の部位によって異なります。運動機能を司る部位がダメージを受けた場合は、片麻痺・半身麻痺など。視覚中枢の細胞が死滅すれば、複視(ものが二重に見える)・視力低下・失明などが起こります。

その他にも、嚥下障害(食べ物をうまく飲み込めない)・言語障害(言葉をうまく話せない)・歩行障害が起こることもありますし、人格が変わってしまうケースもあるのです。

これらを改善するには厳しいリハビリが必要となり、日常生活や周囲の人にも多大な影響を及ぼすことになります。

食事と運動の見直しで、健康な血液を保ちましょう

脳梗塞を予防するには、要因となる生活習慣病(糖尿病・高血圧など)を防ぐことが大事。とくに脳梗塞は、血液の状態を良好に保つことが大切なので、乱れた食生活や運動習慣をしっかりと見直し、健康な状態をキープするようにしましょう。予防の段階であれば、厳格な食事療法・運動療法ではなく、生活習慣の改善だけでも十分に効果があります。

監修医師

ここまでの監修をしてくれたのは

監修医師情報

上野内科・糖尿病内科クリニック
院長

上野尚彦先生

生活習慣病の予防は栄養バランスのよい食事から

脳梗塞の原因となる生活習慣病を防ぐには、栄養バランスのとれた食事が必須。必要な栄養素は食事から摂取するのがベストですが、どうしても不足してしまうものは、サプリメントを利用して補うと良いでしょう。ドロドロの血液をサラサラにする成分(酵素・DHA・ナットウキナーゼなど)が含まれていると、より効果的です。

各成分の効果的な摂取方法

健康商品で糖尿病を改善しようとしている人の中には、サプリメントやドリンク選びで悩んでいる方も多いのでは?しかし、有効成分の含有量が少ないと、糖尿病への効果があまり見られないことも。以下のページでは、発症や悪化など、糖尿病に対するお悩みを解決させる有効成分を豊富に含む「おすすめの健康食品5選」を紹介しているので、是非とも参考にしてみてください。