自覚が出たら要注意!糖尿病の主な症状

見逃すと危険!覚えておきたい糖尿病の初期症状

Method自覚があったら黄色信号!糖尿病の主な症状

糖尿病は、初期の段階だと自覚症状が現れにくい病気。自覚症状を感じ始めたら、糖尿病が進行している可能性が考えられます。

「いつも感じている症状だから」「気になる程度で、あまりひどくないから」などと先延ばしにせず、早めに検査を受けるようにしましょう。

糖尿病の気になる数値

糖尿病を引き起こす原因

糖尿病とは糖代謝の異常で起こりますが、その原因は生活習慣の乱れ(偏った食事・ストレス・疲労など)・運動不足・遺伝などさまざま。 原因によって現れる症状も違ってきますので、予防や早期発見のためにも、しっかりと知識を身につけておくことが重要です。

糖尿病を疑うさまざまな症状

糖尿病の初期は自覚症状に乏しく、この時点で病気に気づく人は多くありません。しかし、糖尿病の初期症状がどんなものであるかを知っておけば、自分の体の異変にいち早く気づくことができます。以下に、糖尿病が疑われる症状をまとめてみましたので、毎日の健康チェックの参考にしてください。

  • のどが渇く

    のどが渇くというのは誰にでも見られる現象ですが、糖尿病に罹患している場合、そのレベルが異なります。運動や入浴をしていない通常の状態であっても異常にのどが渇き、どんなに水分を摂っても症状が続くのが特徴。就寝時ものどが渇いて起きてしまったり、なかなか寝つけないという状態になることもあります。また、人によっては口の中がネバネバし、気分が悪くなるというケースもあるようです。

  • 尿が多くなる

    糖尿病になると異常にのどが渇くようになり、摂取する水分量が大幅に増えます。すると、当然のことながら尿の量・トイレの回数も増加します。特別何もしていないのに、トイレの回数がやたらと増えた…と感じる場合は、糖尿病になりかけている・もしくは糖尿病の初期段階に達しているかもしれません。また、糖尿病による神経への影響で、排尿をうまく調節できなくなったり、残尿感を覚えることもあるようです。

  • 手足がしびれる

    正座などで血流が一時的に悪くなると、手足にしびれを感じることがあります。しかし、糖尿病の場合は、何もしていないのにしびれが起こり、その状態が継続するのが特徴です。これは、血糖値が高くなることで血流が悪くなり、手足の先まで十分な栄養や酸素が届かなくなるのが原因。もっと症状が進むと痛みを感じにくくなり、傷などのトラブルに気づきにくくなることもあります。

  • むくみ・肩こり

    水分の摂りすぎで体がむくんだり、疲労で肩がこるのはよくあることです。しかし、何をしても症状が治まらない、悪くなる一方である場合、糖尿病の疑いがあります。とくに肩こりの場合は、首から肩・背中にかけてパンパンに張っており、同時にむくみも起こっている場合は要注意。これは腎機能が低下している証拠なので、早めに適切な治療をする必要があります。

  • 体がだるい・疲れやすい

    異常に体がだるい、ちょっと動いただけでも疲れてしまうという場合、糖尿病の初期症状である可能性があります。糖尿病になると、細胞のエネルギーとなるブドウ糖がうまく取り込めなくなります。すると、細胞は正常に活動ができなくなり、だるい・疲れやすいという症状が現れるのです。血糖値がかなり上昇しており、糖尿病も悪化している可能性があるため、注意が必要です。

  • 目覚め・寝つきが悪い

    糖尿病を患っている人の多くが、睡眠に関するトラブルを抱えていると言われています。不眠や目覚めの悪さの原因が、のどが渇いて眠りにくい・夜間のトイレが多い・手足のしびれが気になって寝つけないなどの場合は、糖尿病の恐れがあります。心当たりのある人は、適切な治療と普段からの対策が必要です。

  • 皮膚のかゆみ

    皮膚のかゆみや乾燥は、多尿・頻尿で脱水状態になっているときに起こりやすい症状。糖尿病によって免疫がダウンしている場合は、ほんの少しのひっかき傷から細菌感染を起こすこともあります。代謝が低下していて治りが悪く、感覚も鈍化して傷に気づけないこともあり、悪化しやすいのが特徴。最悪の場合、組織が壊疽を起こし、四肢を切断しなければならないケースもあります。

  • 目がかすむ

    血糖値が高くなって血流が悪くなると、目の網膜にも影響が及び、目がかすむ・物がぼやけて見えるなどの症状が現れます。目のかすみを自覚している場合、すでに糖尿病は初期段階に入っています。早期に適切な対処をしないと、網膜が致命的なダメージを負ってしまい、最悪の場合失明することもあります。しかし、目のかすみだけで糖尿病に気づくのは難しいため、定期的な検査が必要と言えるでしょう。

  • 体重が減った

    体重が減る・体重が増えるというのは、糖尿病の初期に見られる症状です。特徴的なのは、最初は食欲がアップして体重が増え、その後体重が減っていくということ。生活スタイルや食習慣が大きく変化したわけでもないのに、体重が急激に減少した…という場合は、糖尿病の進行が考えられます。体重減少を伴う糖尿病は、すでに中期~末期に差し掛かっている状態。命にかかわる危険性があるため、早急な検査・治療が必要です。

  • 月経異常

    インスリンと女性ホルモンには密接な関係があるため、糖尿病になると月経異常が起こりやすくなります。月経の周期が乱れる・月経がないなどの場合、排卵機能が低下している可能性があります。放っておくと無月経が続き、最終的には不妊症につながる恐れアリ。糖尿病の状態だと、妊娠しても流産の可能性が高まるため、状態に合わせた治療が必要となります。

  • 性欲が落ちた

    糖尿病になると、性欲を感じにくくなったり、男性はED(勃起障害)になりやすくなります。これは、糖尿病の合併症である神経障害が原因。性的な興奮を脳がキャッチしにくくなり、性欲が減退してしまうのです。とくにEDは、一般の人よりも数倍発症しやすくなっているため、適切な血糖値コントロールとともに、薬物治療を行っていくことが重要です。

その他こういう症状も糖尿病の危険信号!

糖尿病や、その疑いのある状態になると、上記のほかにもさまざまな症状が見られます。

  • 食後、3時間くらいすると空腹に襲われる
  • イライラする、落ち着かない
  • 暑くないのに汗をかく
  • 手足が冷える
  • 立ちくらみが多くなった
  • 尿が泡立つ

糖尿病が原因でこれらの症状が出ている場合、すぐにでも対策をしないと症状は悪化するばかりです。糖尿病の治療の基本は、食事療法と運動療法。それでも改善しない場合は、薬物療法が取り入れられます。きちんと治療をすれば、恐ろしい合併症を食い止めることも可能。手遅れになる前に、早めの対策を心がけましょう。